ホワイトニング
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ホワイトニング&クリーニング

ホワイトニングのQ&A

ホワイトニングとは

ホワイトニングとは、1980年代にアメリカで実用化された治療法です。
歯の表面に付着した色素を落とすのではなく、歯自体を白くする治療方法です。
歯の表面を傷つけず、歯質の中に潜む色素を分解して歯の明るさを白くします。アメリカではブリーチングとも呼ばれていましたが、今は一般的にホワイトニングと言われています。
最近では、結婚式や就職前に歯をホワイトニングされる方がとても多くなってきました。

ホワイトニングの方法は、歯の変色状態や原因によって異なりますので、歯科医師が診断して、最適な方法をご提案します。

ホワイトニングには、診療室で歯科医師が行う“オフィスホワイトニング”と、自宅においてご自身が行う“ホームホワイトニング”があります。 “オフィスホワイトニング”は、治療期間も短く、効果も短期的に現れます。一方、”ホームホワイトニング”は、治療時間も長く、効果もゆっくり現れますが、より自然な美しい白さを得ることができます。 当医院では、これらを組み合わせて行うことをお勧めしています。

最近、歯を白くするとの謳い文句の歯磨き粉が発売されています。
しかし、多くの歯の変色は、歯表面のエナメル質から内部に向かう細い管に、色素が入り込んで沈着してしまうことが原因なのです。
歯磨き粉は歯の表面の色素を落とすのみで、歯を白くすることはできません。

■ホワイトニングのリスク

ホワイトニングの施術後、歯がしみたり痛みを感じたりする事例があります。ホワイトニング剤により歯のエナメル質が脱灰(歯が一時的に弱くなる)し、一時的な知覚過敏の状態になることがあります。エナメル質は自然に再石灰化しますので、こうした痛みは時間とともに和らいでいきます。
その他、次のようなリスクがあります。
◆歯の黄ばみが目立つ(ホワイトニング後に濃い色の飲食物を摂った場合)
◆ホワイトスポットが目立つ
◆ホームホワイトニングで自己流で施術してしまうとムラになる
◆歯茎の変色(薬剤の影響)
歯科医院で行うオフィスホワイトニングであればこのようなリスクを減らす事ができます。
また、ホームホワイトニングもマウスピースや薬剤を用いる際に歯医医師の指示通り、正しく行うことでリスクを減らす事ができます。

ホームホワイトニング

ご自宅や職場で、ご自身でおこなっていただく方法です。テレビを見たり、本を読んだり、デスクワーク中でもホワイトニングが可能です。好きな時に、好きな場所で、自由にホワイトニングをすることができます。


最初に、印象採得(歯型を取ること)をおこないます。
ご自身専用のマウストレーを作製します。このトレーの歯の面に、ホームホワイトニング用のジェルを注入することで、ホワイトニングをおこないます。

写真

■ホームホワイトニングの例


 

術前 befor

ホームホワイトニング1週間
術後 after
☆全体的に、ホワイトニング効果で歯の色調が明るくなっています。
☆治療の1例です。結果には個人差があります。

まず、お口の模型を採取し、プラスティックのマウストレーを作製します。この中にジェル(薬剤)を注入して、就寝時やご自宅にいる時に装着してもらうと、歯のホワイトニングをすることができます。
 その後、2週間に1回程度、来院していただいて、知覚過敏症や歯肉の状態のチェックを行います。オフィスホワイトニングと比較して時間がかかりますが、自然な感じに透明感がある白さに仕上がります。

2~5年で後戻りする可能性がありますが、再度ホワイトニングすれば比較的短期間で回復します。
白さを保つために、定期的なクリーニングをお勧めいたします。

 料金:50000円(税別)
ホームホワイトニング器材(トレー・約2か月分のジェル)・3回分のクリーニング費用
※ジェルは別売で購入可能です(約1か月分):3500円(税別)


オフィスホワイトニング

歯科医院でおこなうホワイトニングです。
クリーニングを行った後、ジェル(薬剤)を歯の表面に塗布する操作を2回程度繰り返します。
この治療を2回程度すると歯を白くすることが可能です。さらに歯を白くされたい場合は、この治療回数を追加することができます。
以前は、治療後に知覚過敏が起きることもありましたが、最近のジェルではほとんどみられなくなりました。

■オフィスホワイトニングの例




ホワイトニング前 色調2M2


術前 befor

ホワイトニングをおこなっています。
ジェルの塗布を3回(各20分)おこないました。

ホワイトニング後 色調1M1
術後 after
☆全体的に色調が2段階ほど明るくなっています。
☆治療の1例です。結果には個人差があります。

 料金:50000円(税別)
オフィスホワイトニング2回分:1回につき、クリーニング・オフィスホワイトニング操作2回分の費用です。1回のオフィスホワイトニングは、約1時間半程度かかります。
※追加でオフィスホワイトニングをご希望の場合は、1回15000円(クリーニング・オフィスホワイトニング操作2回分)で可能です。


オフィスホワイトニングとホームホワイトニングのコンビネーション

オフィスホワイトニング1回分(クリーニング・オフィスホワイトニング操作2回)と、ホームホワイトニング器材(トレー・約1か月分のジェル・2回分のクリーニング費用)のコンビネーションです。
短期間で、自然な歯の白さを求めている方にお勧めいたします。

 料金:50000円(税別)
※追加でオフィスホワイトニングをご希望の場合は、1回15000円(クリーニング・オフィスホワイトニング操作2回分)で可能です。


クリーニング

歯の表面についたステイン(コーヒー・紅茶・食物等による色素、タバコのヤニ)など、通常の歯ブラシでのブラッシングで落ちない汚れを落とします。
汚れがひどい場合は、特殊なドイツ勢の歯面清掃機を使用して色素を除去します。フッ素含有の研磨用クリームと超音波ブラシで歯を磨いた後、仕上げにゴム製の歯磨き器材で歯のツヤ出しをします。
通常は半年に1度、コーヒーなどの愛飲する方は3ヶ月に1度、愛煙家の方は2ヶ月に1度のクリーニングをお勧めします。

プロフィーフレックス
歯面清掃器

■クリーニングの例


クリーニング前

術前 befor

クリーニング後
術後 after
☆治療の1例です。結果には個人差があります。

  料金:3500円(清掃器使用なし・税別)、5000円(清掃機使用・税別)
※状況によりますが、30~40分程度お時間がかかります。




ホワイトニングのQ&A

歯はどれくらい白くなるのでしょうか?
結果に個人差があるのは、ご承知下さい。アメリカでは実際に白くなる効果について立証されています。特に坑生物質(テトラサイクリン)の副作用などが原因による、先天的の変色に対しては、効果に大きく差が出ることがあります。詳しくは歯科医師までご相談下さい。

ホワイトニングの効果は、どのくらい長く保ちますか?
個人差がありますが、数年間(2~3年)白さは保たれます。白さを保つためにも、定期的にクリーニングを受けることをお勧めします。クリーニングでは、色素(ステイン)や歯石の除去を行い、さらにフッ素コーティングを行います。

ホワイトニングの副作用は?
ホワイトニング剤の主成分は、医科領域でも消毒剤として非常に多用されてる過酸化水素水です。これは、酸素と水に分解されるので、副作用に問題ありません。

歯のホワイトニングに必要な期間は?
歯のホワイトニングの治療期間や回数には、個人差があります。歯の変色の状態や原因など、個人差が大きく、患者様が希望される白さの程度によってもちがってきます。目安として、オフィスホワイトニングで最低2回通院、ホームホワイトニングで最短2週間以上とお考え下さい。

歯のホワイトニングにかかる費用は?
現在のところ、歯のホワイトニングは健康保険適用外で、自由診療扱いになります。詳しくは、料金表のページを参考にして下さい。

さし歯はホワイトニングできますか?
ホワイトニングで白くなるのは、あくまでも自分の歯の部分です。ただ、長年の汚れによる変色は、クリーニングによってある程度白さを回復することができます。その他、ご質問についてはメールにてお願致します。